アプリのメンテナンスであれば、時間帯を事前告知しておけば日中の作業が可能であるが、オフィスのシステムとなるとそうはいかない。オフィスではそのプログラムを使ったシステムが就業時間中稼働しているからだ。
突然のエラーや故障などが起こった場合を含め、プログラムのメンテナンスのために急遽休みにします、なんて理由はほぼ通らないため、プログラマ達は夜間や早朝に作業することになるのである。
そこに男性や女性といった性差はなく、オフィスの始業時間というリミットに向けてプログラムと見つめ合い、エラーの修復、データの変更や更新と戦うことになる。もちろん、それはオフィスに限ったことではなく、仕事や家事がひと段落ついた夜に趣味のゲームやSNSで遊ぶユーザーのため、エラーが起これば早急な対応に追われるプログラマも多い。
直接的にユーザーが金銭を支払うものから、無料のものまで様々であるが、不満の解消、快適な操作のために、彼らはユーザーが眠りにつく時間や自分のために使う時間を仕事に費やす。
そのような仕事事情から不規則になりがちな生活のため、プログラマには休日はとにかく休養にあてる者や、日頃できない消耗品の買い出し、たまった家事などに費やす者が多い。
液晶を見つめてデスクワークに励むため、凝り固まった体をほぐすため運動や整体などでリフレッシュする者も少なくはないが、休暇は自分や家のメンテナンスをする者も多いのが現状である。
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